みなさんは「黄金比」という言葉を聞いたことがありますか?
黄金比とは、古くからデザインの中で取り入れられてきた「誰が見ても美しいと感じる」比率です。
例えば、「パリの凱旋門」「ミロのビーナス」「モナリザ」など、誰もが知っている建物や作品にも黄金比は使われています。
黄金比はメイクの世界では「フェイスプロポーション」または、「ゴールデンバランス理論」と呼ばれています。
フェイスプロポーションを意識すれば、理想のバランスのメイクをすることができます。
フェイスプロポーションは観察から始まる
フェイスプロポーションで大切な事は「自分の顔をしっかり観察する」ことです。
まずは自分の顔を観察しながら、自分の顔のバランスをしっかりと理解していきます。
女性は自分の顔や体型にコンプレックスをもつかたが多いですが、自分のコンプレックスを個性と受け入れて、メイクを通して理想的な自分に近づいていきましょう。
自分の顔を観察しながら、これからご紹介する「フェイスプロポーション」をしっかり頭にいれていきましょう。
顔の横幅と長さ
まずは、顔の横幅と長さの比率からみていきましょう。
顔の横幅の理想は、自分の目の幅の5倍だとバランスが良く、
顔の長さは、「額の生え際から眉頭」「眉頭から鼻の先端」「鼻の先端からあご先」が3等分になっていると、比率が良いです。
顔の横幅と長さのバランスを意識してメイクを行いましょう。
眉の位置
メイクの中で、最も難しいと言われている「眉の比率」をみていきましょう。
「眉の比率」とは、眉がどの位置にあるとバランスが良いかを指し、「眉弓(びきゅう)」と「目頭」との位置関係が重要です。
眉と眉弓の位置関係
眉は、眉弓に沿っているということが大切です。眉弓とは、眉毛の下にある弓状の骨で、手で触れるとふくらんでいます。
眉弓から外れると、眉のバランスをとりづらくなるので、眉毛を、極端にカットしていたり抜きすぎないようにしましょう。
また、眉頭の位置が「目頭の真上より内側」にあるということも大切です。
目頭の位置から真っ直ぐ上に向かって、一本の線を描いたとして想像してみてください。
その時に眉頭が、線より内側にはいっていることが重要です。
線より外側の場合は、左右の眉毛の間が広すぎるため、顔の立体が表現しずらくなってしまいます。
眉の太さやデザインも大切ですが、眉の位置にもこだわってみましょう。
唇の位置
唇の位置は、鼻の先端からあご先までを3等分した場合の、真ん中が理想です。
少し上の位置になってしまうと、あごが長く見え、逆に下に位置してしまうと、鼻の下が長く見えてしまいます。
横幅は、大きすぎず小さすぎない「左右黒目の内側から内側まで」が理想です。
女性の魅力をアピールできる唇の形や質感だけではなく、大きさや位置にまでこだわって、さらに魅力をひきだしましょう。
メイクで理想的なフェイスプロポーション作る
しっかりと自分の顔を観察し、どこをメイクで補うと良いのかを理解できたら、理想のフェイスプロポーションに近づけていきましょう。
簡単にできる「フェイスプロポーション」のコツをご紹介していきます。
顔の幅は余白がポイント
顔の幅が広い方
顔の幅が「目幅の5倍以上」だった方は、顔の幅が広いです。この場合は、メイクで「余白を埋める」ということを意識し、顔の幅を狭くみせましょう。
余白が目立たないように、アイメイクで「目の幅を大きく作る」ことが重要で、アイシャドウやアイライナーを元々の目の幅より「やや広め」にメイクをします。
また、眉毛を短くすると余白が目立ち「顔の幅が広く」見えるので、短くなりすぎないように注意しましょう。
顔の幅が狭い方
「目幅が5倍以下」だった方は、顔の幅が狭いです。
メイクで顔の幅を広くみせるために「余白をつくる」ということを意識しましょう。
アイメイクの際には横幅よりも、縦幅を意識しメイクを行います。
アイシャドウを、「目の中央部分が一番高く」なるようつけます。また、アイライナーは「黒目の中央の真上」のラインを一番太くします。
こうすることで、「縦に大きい目元」をつくることができます。
眉は、大きいと顔のバランスが崩れてしまうため、注意しましょう。
顔の長短はチークで修正する
顔の長さの修正方法は、部位によって変わり、テクニックを必要とする事が多いですが、チークのつけ方で簡単に修正出来る方法があります。
顔が長い
顔が長い場合は、チークの位置を「上に入れすぎない」ことを意識しましょう。
上に入れすぎてしまうと、フェースラインがシャープに見えますが、頬の長さが際立ち、面長に見えます。
但し、下に入れすぎてしまうと、バランスが悪くなるため「小鼻より下にならない」ようにしましょう。
チーク幅は、「細くなりすぎない」ことを意識し、丸に近い楕円形で、頬がふんわり丸く見えるようにすると、頬を短く見せることができます。
顔が短い
顔が短い方は、「チークの位置をやや高め」を意識し、頬を長く見せましょう。
高めの位置で、やや細めのチークをいれることにより、頬の長さを強調することができます。
このように、顔の長さは「チークの入れる位置」を工夫し調整する方法が、簡単でオススメです。
バランスが悪い眉は「足し算テクニック」で修正する
眉の位置が眉弓に沿っていない
眉毛の抜きすぎや剃りすぎによって、眉の位置が眉弓から外れている場合は、眉を足すことを意識します。
眉弓よりも眉毛が上に位置していた場合は、アイブロウペンシルで眉毛の下を書き足し、正しい位置に近づけていきます。
眉弓よりも眉毛が下に位置していた場合は、に眉毛の上を書き足すことを意識します。そうすると、眉毛の位置を高くみせることができて、バランスが整います。
ここで、眉毛の書き足す場所を間違ってしまうと、理想のフェイスプロポーションからどんどん離れてしまうので、注意しましょう。
眉頭の位置が目頭より外にある
眉頭の位置が目頭より外にある場合は、「目頭の真上より内側」へ修正します。
この修正はとても簡単で、眉頭を「アイブロウペンシル」や「アイブロウパウダー」で描いて足すだけです。
眉頭は淡い方が、仕上がりがキレイなため、アイブロウパウダーの方がオススメです。眉頭が「目頭の真上より内側」になるように、眉の足りない部分を描いていきます
リップライナーで唇の形を自由自在に操る
唇は、薄いと小さく見え、逆に厚みがありすぎる場合もフェイスプロポーションのバランスが崩れます。また、唇の幅は「左右黒目の内側から内側まで」あるのが理想的です。
唇の修正メイクは「リップライナー」を使い、理想のフェイスプロポーションを作ります。
「リップライナー」とは、唇の輪郭のラインを描くアイテムです。
スティックひねり出す形状で、色鉛筆にのように使えて、程よい固さと柔らかさなんので、とても描きやすい特徴があります。
唇が小さい
唇が小さい場合は、元々の唇より「長めに大きく」ラインをひき、唇の幅を広く大きく見せるのがポイントです。
理想のサイズをなるように「オーバーライン」で描きましょう。
唇が大きい
唇が大きく幅が広い場合は、リップライナーを元の唇より小さく描きます。
幅が広い場合は、下唇の中央のラインを太めに引いて、縦に大きく見せるテクニックもオススメです。
このテクニックは、ぽってりとした厚みのある唇を演出できるので、唇が薄くて悩んでる方にもオススメです。
まとめ
ここまで、フェイスプロポーションに近づけるメイクテクニックについてご紹介しました。
この比率を頭にいれることにより、メイクをする時に活用できたり、「大人っぽいメイク」や「若々しいメイク」などの応用にも使えます。
ぜひ、テクニックを駆使して理想のバランスを手にいれましょう!
