メイクを紹介している雑誌などは、応用編が多く、どのメイクアイテムを準備して、どの順番で使うと効果的なのかなど、基本的を記載しているページは少ないように感じます。
メイクの基本は、完成するまでにどのような過程があり、どのようなアイテムが必要なのかを知ることがポイントです。それによって、必要なアイテム選びの際にも役に立ちます。
基本を覚えることによってメイクの上達につながり、メイクの幅をひろげることができます。また、メイクに慣れている方でも、改めて基本を見直すことで、スキルアップに繋がります。
今回はメイクアイテムの種類とつける順番をご紹介します。
最初にベースを作る
ベースとは、主に「化粧下地」「補整料」「ファンデーション」「フェースパウダー」のことを指します。
まずは、このベースのアイテムからつけはじめます。4つの中にでつける順番がありますので、しっかり抑えていきましょう。
化粧下地で肌の土台をつくる
最初につけるアイテムは、化粧下地です。
メイクの付きと持ちをよくする効果があり、肌を外的刺激から守る役割もあります。また、肌色や肌の質感をなりたいイメージにすることができます。
補整料で肌色を整える
2番目につけるアイテムは、補整料で、「コントロールカラー」「コンシーラー」「スムーサー」の3種類に分けられます。
コントロールカラー
コントロールカラーは、様々な色の効果で、肌の色の見え方をコントロールするのに有効です。
肌の色のくすみには、ピンク色で華やかな肌色に変えたり、肌の色の赤みには、グリーンの色で赤みを抑えるなど、肌の色の補整ができます。
コンシーラ
コンシーラーは、カバー力に優れているので、目の下のクマやシミをカバーしたい時に効果的です。
特にシミは、肌の色よりも濃いため、カバー力のあるアイテムを使わないとカバーするのが難しいため、コンシーラーを使うのがオススメです。
スムーサー
スムーサーは、毛穴をカバーしたい時に効果的です。優しくクルクルなじませていくと、凹凸がフラットになり、毛穴の目立ちを抑えることができます。
このように、カバーしたい部分に合わせて補整料を使い分けていきます。
ファンデーションで肌色を演出する
3番目につけるアイテムは「ファンデーション」です。
肌をキレイに見せ、外部の刺激や紫外線から肌を守る効果があり、肌の色と質感を様々なイメージに演出することができます。
ファンデーションは、「パウダー」「リクイド・クリーム」「オールインワン」の3種類に分けられます。
パウダー
パウダーは、軽くサラサラした使い心地です。初めてメイクをする方やスピーディーに仕上げたい方にオススメで、パウダー用ケースにいれて持ち運びも便利です。
リクイド・クリーム
リクイド・クリームは、みずみずしさやしっとり感、なめらやかさのある感触です。
乾燥肌の方や、本格的にベースメイクをしたい方、仕上がりのクオリティの高さを求める方にはオススメです。
チューブやビンに入っているものが多いので、持ち運びはせずに、自宅でメイクをする時に使用して、外出先でのメイク直しは、ファンデーションやフェースパウダーを使用するのをオススメします。
オールインワン
オールインワンは、軽めの感触で、BBクリームやCCクリームとも呼ばれています。
ナチュラルな仕上がりなので、素肌っぽい仕上がりが好みの方にオススメです。また、下地が不要なため、スピーディーに仕上げることができます。
チューブがほとんどのため、こちらも自宅で使用してお化粧直しは、ファンデーションやフェースパウダーを活用するのがオススメです。
フェースパウダーで仕上がりの質をあげる
4番目につけるアイテムはフェースパウダーです。
ファンデーションのもちを良くする効果があり、肌の色や質感を演出しながら、メイクアップのべたつきも抑えてくれます。
フェースパウダーは、「パウダー」「プレスト」の2種類に分けられます。
パウダー
パウダーは、粉状で、肌のキメを整えソフトな仕上がりです。
プレスト
プレストは、自然で透明感のある仕上がりです。
粉をプレスしてるので、固く粉飛びの心配がありません。外出先でのお直し時にもオススメです。
目もとのメイク
ベースが完成したら、目もとのメイクをしていきます。
目もとのメイクには「アイシャドウ」「アイライナー」「マスカラ」「アイブロウ」があります。ベース同様、目もとのメイクにもつける順番があるので、しっかり覚えていきましょう。
アイシャドウでまぶたに色をつけて飾る
最初につけるアイテムはアイシャドウです。
目もとに陰影をつけて立体感をつくる役割があります。また、様々な色でまぶたを飾り、なりたいイメージに演出することができます。
アイシャドウは、「パウダー」「クリーム・ジェル」「クレヨン・ペン」の3種類に分けられます。
パウダー
パウダーは王道なアイシャドウで、アイメイクに最も重要なグラデーションが作りやすいため、初めての方にオススメです。
チップやブラシ、指のはらをつかってつけていきます。
クリーム・ジェル
クリーム・ジェルは、肌へのフィットが優れていて、発色がしっかりしています。指のはらを使ってつけることが多いです。
クレヨン・ペンシル
クレヨン・ペンシルは、なめらかで伸びのいい質感が特徴です。
棒状になっているため、直接塗っていきます。また、先が細いためアイライナーとして使うことも可能です。
アイライナーで目の形を整える
次は、アイライナーで目元を整えます。
アイライナーは、目の際を引き締めて、整える役割があり、「リクイド」「ペンシル」「ジェル」の3種類に分けられます。
リクイドアイライナー
リクイドは、液体タイプのアイライナーです。
筆先が細く色が濃いため、繊細でくっきりとしたラインが描け、しっかりしたメイク感を出したい方にオススメです。
ペンシルアイライナー
ペンシルは、ペン状のアイライナーです。
色鉛筆のようなイメージで、スピーディーに使えて、自然なラインが描けるため、初めてアイライナーを使う方やナチュラルメイクが好みの方にオススメです。
ジェルアイライナー
ジェルは、半液体状で専用の筆につけて使います。
リクイドとペンシルの中間のような質感のため、ぼかしやすく、尚且つ、しっかりとしたラインも簡単に描けます。また、発色が良いのも特徴です。
マスカラで目に立体感を与える
3番目につけるアイテムは、マスカラです。
まつ毛を長く濃くみせることで、奥行きと立体感が出ます。それにより、目を大きくみせる効果と、目の線を際立てる効果があります。
仕上がりによって「ロング」「ボリューム」「カール」の3種類があります。
「ロング」は、長さを出したい場合、「ボリューム」は、まつ毛の量がすくなくボリュームを出した場合、「カール」は、まつ毛が下がりやすくカールをキープさせたい場合に効果的です。
また、機能によって「ウォータープルーフ」「フィルム」タイプがあります。
「ウォータープルーフ」は、汗や皮脂、水に強いタイプで落ちにくいタイプで、「フィルム」タイプは、40度以上のお湯で落とすことのできるので、クレンジングを使わず落とすことができます。
タイプや機能で自分にあうマスカラを選びましょう。
アイブロウで眉を整える
4番目につけるアイテムはアイブロウです。
毛流れを整え、眉毛を補うように描きことで、なりたいイメージを演出したり、顔のバランスを整えたりします。
アイブロウは、「ペンシル」「パウダー」「アイブロウマスカラ」「リクイド」の4種類があります。
ペンシル
ペンシルは、色鉛筆のような繰り出し式で、先が細く繊細な眉が描けます。使いやすいため、初めてアイブロウを使う方にオススメです。
パウダー
パウダーは、粉状になっていて、柔らかい自然な眉を描くことができます。元々の眉毛が濃い方は、パウダーをのせることで柔らかい印象にできるのでオススメです。
アイブロウマスカラ
アイブロウマスカラは、まつ毛用のマスカラのような形状で、眉毛に色をのせていきます。簡単に眉毛の色を変えることができ、汗や水にも強く落ちづらいのが特徴です。
リクイド
リクイドは、筆のような形状で液体をつけるので、一本一本細い眉毛を描くことができます。乾くと擦れなどに強いので、色が崩れにくいです。
眉毛はメイクの中でも最も難しいメイクですが、美人度をあげるには一番重要なメイクです。
自分にあったアイブロウを選びましょう。
口もとのメイク
目もとのメイクが完成したら、口もとのメイクをしていきます。
口もとのメイクには「口紅」「リップライナー」「グロス」などがあげられます。効果とつける順番をみていきましょう。
リップライナーで輪郭を整える
リップライナーは、くっきりとした輪郭を描くことができ、一番最初に使います。リップライナーを使わない場合は、口紅が最初になります。
歳を重ねると、唇の輪郭線や唇自体が薄くなるため、リップライナーで輪郭をくっきりさせると、若々しい口もとを演出できます。
また、リップライナーを唇の輪郭よりオーバーしてつけると、唇を厚くみせることもできます。
口紅で色を付けて唇を飾る
次につけるアイテムは、口紅です。
唇を美しく整えて、色で飾ることにより、なりたいイメージを演出することができます。
グロスで唇にツヤを与える
最後につけるアイテムはグロスです。
唇にツヤを与えるアイテムで、口紅の印象も変えることができます。口もとにツヤがあると。肌も艶っぽくみえる効果もあります。
チークでメリハリを出して仕上げる
「ベース」「目もと」「口もと」のメイクが完成したら、最後にメイク全体のバランスをみて、チークで仕上げます。
チークは、肌に血色感を与えて、色合いを調整する効果があり、肌を美しく自然にみせます。また、立体感を引き立てることができるので、メリハリのある顔を演出します。
チークは主に、 「 プレスト・パウダー」「リクイド・ジェル」の2種類があります。
プレスト・パウダー
プレスト・パウダーは、肌に溶け込み自然に仕上がります。発色を調整するのも、簡単にできるため、初めてチークを使う方にもオススメです。
リクイド・ジェル
リクイド・ジェルは、肌へのフィット感が良いのが特徴です。また、発色もよく、崩れにくい特徴もあります。
大人メイク完成までのプロセス
メイクアイテムの種類とつける順番をご紹介しましたが、肌の悩みや年齢によっても使うアイテムは変わってきます。
そこで、今回は大人女子のみなさんにオススメのアイテムの種類と使う順番をご紹介します。
大人女子の皆さんが、より若々しく見えるメイクのポイントのベースメイクに絞ってご紹介します!
肌悩みに合わせた下地選びが鍵
まずは、下地をつけて、メイクノリが良い肌の土台を作っていきます。
下地のタイプは、肌のタイプによって選びましょう。
皮脂や汗がでやすく、崩れが気になる方はサラサラタイプを選びます。逆に乾燥しやすい方は、しっとりタイプのものを選んで、肌にツヤを与えましょう。
下地選びで失敗してしまうと、メイクがキレイに付かなっかたり、もちが悪くなるため、肌の状態に合ったものを選びましょう。
補整料でマイナス5歳の若返り
年齢を重ねると肌の色が紫外線や老化、様々な原因でくすみやすくなります。くすんだ肌は、年齢よりも老けた印象に見えます。
そこで、補整料の出番です。
下地をつけたら、頬の高い位置を中心に「ピンク」色の補整料を重ねていきます。
ピンク色をつけることによって、くすんだ肌に華やかな血色を与えることができます。肌の血色がいいと肌色が明るくみえ、若々しい印象を演出することができます。
また、頬の高い位置に肌悩みがでやすいので、悩みが気になる部分からつけていくのもポイントです。
大人ニキビなどがあり、赤みが気になる方は「グリーン」の補整料を使いましょう。赤みを抑えることにより、血色を抑えて、赤みをしっかりカバーしてくれます。
ファンデーションの厚塗りは最も肌を老けさせる
補整料で肌悩みをしっかりカバーしたら、次はファンデーションです。
ファンデーションといっても様々な種類がありますが、大人女子にオススメなのは、クリームファンデーションです。
クリームファンデーションは、しっとりなめらかで、カバー力が高いのが特徴です。ほどよいツヤが肌を若々しく演出してくれます。
つけはじめる部分は、補整料と同じで頬の高い位置からつけ始めます。
肌悩みが頬の高い位置にでやすいというお話は先ほどしましたが、ファンデーションをつけるにあたって、さらに重要な理由があります。
ファンデーションを顔全体に同じ量つけてしまうと、厚塗りに見えてしまいます。厚塗りは、最も肌を老けさせて見えてしまう原因です。
それを避けるために、しっかりカバーしたい頬からつけ、頬につけたクリームファンデーションを少しずつフェイスラインまで伸ばしていきます。
フェイスラインは、何もついてないくらいの仕上がりで大丈夫です。
フェイスラインにたくさんファンデーションがついていると、首との差が目立ってしまい厚塗りにみえてしまいます。
このようにして、ファンデーションのつける量はつける場所によって変えるということを意識してみてください。
部分カバーでさりげなくがポイント
クリームファンデーションで、ある程度肌悩みをカバーし終えたら、肌を観察します。
この時点でカバーしきれていない部分があれば「コンシーラー」を使います。
くまや、シミなどの部分的な悩みの場合は、少量のコンシーラーを薄く重ねていきながらさりげなくカバーしていきます。
ここでは量がとても重要です。
コンシーラーのつけすぎは、かえってカバーした所が目立ってしまうため、少しずつ重ねて自然にカバーしましょう。
少しずつつけていくのが苦手な方は、コンシーラーブラシという専用のブラシなども販売されているので、チェックしてみてください。
仕上げは必ずサラサラ肌
コンシーラーで部分的なお悩みをしっかりカバーしたら、フェースパウダーかパウダーファンデーションでサラサラに仕上げます。
油分が多いクリームファンデーションは擦れに弱いため、肌表面をサラサラに仕上げ、化粧もちをさらによくします。
また、肌をサラサラにしておかないと「毛穴が開きやすくなる」という研究結果もあるので必ず、サラサラにしましょう。
クリームファンデーションの後は、「フェースパウダー」「パウダーファンデーション」「両方つける。」の三択になります。
コンシーラーをつけた時点でかなり肌悩みがカバーできている方や、自然な仕上がりにしたい方は「フェースパウダー」で仕上げるのがオススメです。
コンシーラーをつけた時点でカバー力がものたりない方や、しっかりメイクがお好きな方な「パウダーファンデーション」で仕上げるのがオススメです。
さらに仕上がりのクオリティと、もちの良さを求める方は、「フェースパウダー」で肌全体的をサラサラにしてあげて、シミやニキビなどが気になる部分だけ「ファンデーション」を重ねる、2つ使いもオススメです。
チークはつける位置が重要
ベースが完成したらチークで全体的なバランスを整えていきます。
チークの色は、なりたいイメージや肌色によって選んでいきます。
女性らしい印象にしたい方や肌色が明るい方は「ピンク」「ローズ」。落ち着いた印象にしたい方や肌色が健康的な方は「オレンジ」「ベージュ」が比較的似合います。
色でも重要ですが、チークをつける位置が最も重要です。
チークのつけ始める位置が小鼻より下だと顔が面長にみえてしまいます。
若々しい印象にみえるには、頬にほどよい肉付きがある丸顔がポイントのため、面長にみえてしまうと逆に大人っぽく見えてしまいます。
チークは、小鼻の横からこめかみに向かって、楕円型を描くようにのせていきます。
真ん円にしてしまうと、子供っぽく見えてしまうため、楕円の形でいれるのがオススメです!細くなりすぎず、円になりすぎないのを意識しましょう。
若々しさは、肌悩みのないほどよいツヤのあるお肌がポイントになります。
是非参考にしてみてください!
まとめ
ここまで、メイクアイテムの種類とつける順番についてご紹介しました。
例えば、料理にもその日つくろうとするメニューに必要な材料、調味料があって、さらにその材料の切り方、調味料をつける順番と完成までの大事なプロセスがあります。
分野は違いますが、メイクでも同じ事が言えます。
その一つ一つがとても大切で、正しいアイテムを正しい順番で使うことにより、仕上がりの良さは大きく変わります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
